高血圧と糖尿病と言われました?

質問

 職場の健康診断が嫌いで、ずっと避けてきましたが、最近からだがだるく・疲れやすく・息切れ。めまいがあって、家族の勧めもあって、近くの医者にかかりました。高血圧と糖尿病と言われました。先生は食事や運動に気を付けて3ヶ月後の検査によっては、薬を続けて飲む様にいいました。なんとか漢方薬でそうならないようになるでしょうか?(前橋m夫)

答え

血圧を測るパンダ 私の経験から言うと、男の人の中には医者嫌い・薬嫌いの人が多い様な気がします。自分の身体を信頼するのは良いのですが過信するのはいかがなものでしょうか?せっかく現代医学の検査の技術が進歩しているのですから、身体に負担のかからないものであれば積極的に受診してみたらどうでしょうか?早期発見につながって病気の早期治療が健康につながるでしょう。

 中国の漢方では「中西結合医」といって、現代医学の検査の結果を参考にして漢方薬を調合するやり方も増えています。私個人としては中国医学も名医の弟子になるくらいになれば、学校で学ぶ基礎とは到底想像もつかない深いものがあるので、あんまり手前で完成したくないという気持ちがあります。M夫さんは、まず、家庭や職場での複雑なストレスを避けて、静かな環境でゆっくり静養するのがいいでしょう。頭で考えるのをやめて身体を充実させる様にします。動物を真似て「食べること」「休むこと」「寝ること」を大切にします。「寝食を忘れ」てはいけないのです。その上で、八味地黄丸の加減方を季節や体調によって飲み換えていくのは良い事です。春のイライラしやすい時期は「杞菊地黄丸」。夏の暑い消耗しやすい時期は「天王補心丹」秋の喉・肌の乾きやすい時期は「八仙長寿丸」寒さの冬は「八味地黄丸」と言う様にです。

 「牛黄清心丸」「降圧丸」という処方があり、血圧を実際に下げる効果が確認されています。前述の生活調整と体質改善の漢方薬で間に合わない時に初めて使うべき薬だと思います。前述の体質改善の処方は身体の生命力を助ける薬です。長く飲むことが不老長寿につながります。後述の処方は、薬が身体に働いて血圧などを調整する薬です。漢方と言えども身体が薬に頼る関係になっていることを理解して、現代医学の薬の様に続けて下さい