花粉症根治は、「衛気」を高めて

花粉症のパンダ 花粉症の季節になりました。実は花粉が原因というよりは、車の排気ガスなどに含まれる微粒子が過敏性を高めていると言われています。さらに気密性の高まった住居でのカビやダニ、エアコンのフィルターのほこりも原因していることもわかってきました。

 中国では、「タマゴは温めるとヒナになるが、タマゴに似た石はいくら温めてもヒナにならない」という言葉があります。外側の原因は条件であって、結果を決定するのは内側の原因だという意味です。具体的には、同じ空気を吸っても、過敏な体質を持っている人はくしゃみをするけれども、過敏な体質をコントロールできている人はくしゃみが少ないということになります。

 現代人の防衛能力を低下させた原因のひとつとして、食べ過ぎ・運動不足・夜更かし・ストレスが上げられます。低カロリー・低脂肪の昔から日本で食べてきたご飯を食べましょう。夜は遅くも11時には寝るようにしましょう。

 さて、花粉の量が少ないといわれている今季ですが、シーズンの2週間前から免疫を安定させておくと症状のピークを低く抑えられることがわかってきました。そこで、玉屏風散(ぎょくへいふうさん)をしっかり服用してガードを固めましょう。日本には衛益顆粒という名前で輸入されています。

 いざ、くしゃみ・透明な鼻水が出たら「小青龍湯(しょうせいりゅうとう)」で身体を温めて症状の緩和に勉めます。目の痒み・のどの痛み・身体のだるさを伴う鼻づまりには、「鼻淵丸(びえんがん)」が自費ですがお勧めできます。保険範囲では「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」がお勧めできます。漢方に詳しい医師または薬剤師に相談して服用してください。